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2012年度より福祉用具貸与にも個別援助計画作成が義務づけられる?

2011.12.29

結論から言うと「福祉用具貸与(レンタル)の個別援助計画」は義務付けされることになりそうです。   少し古い話になりますが2011年7月28日の厚生労働省社会保障審議会介護給付費分科会において福祉用具貸与が議題に上りました。 そもそもこの「福祉用具貸与(レンタル)の個別援助計画」は厚生労働省が言い始めたことではなく、日本福祉用具供給協会(業界大手のヤマシタコーポレーションを中心とした福祉用具貸与・販売業者の団体)が個別援助計画義務化を求めたものです。 では何故、日本福祉用具供給協会がわざわざ個別援助計画義務化を求めたかと言うと、サービス事業者の一定の質を担保するためであるとのことでした。 きっと個別援助計画の義務化を推進することで、ひたすら安さだけを売りにして福祉用具貸与の仕事を取り、事前のフィッテングや定期的な点検業務等を手抜きして行わないといったサービス事業者を減らそうということなのでしょう。 そしてそのことが福祉用具専門相談員の質の向上にもつながると考えているようです。 ちなみに社会保障審議会介護給付費分科会では福祉用具のメーカー団体である日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)のある理事からも「個別援助計画を(福祉用具の利用時の)事故情報と関連させて、利用者の状態を含めた事故の全体像を明らかにすることで、事故予防につながる」といった事や「利用者の福祉用具誤用を防ぐためには、(事前の)フィッティングが必要であり、適切なフィッティングを担保するという観点から個別援助計画の義務化に賛成する」等との意見もでていたようです。 そして12月5日の社会保障審議会介護給付費分科会で実質審議が終了し、最終報告で「個別サービス計画」義務化も明記されたんだとか。 私は、12月10日に東京で行われた『個別援助計画の「普及研修リーダーの養成研修」』と言う研修会に参加してきましたが、全国からこの研修会に参加されていたサービス事業者の方たちをみていると「まだまだ自分は勉強が足りないなぁ」と、改めて痛感いたしました。

2012年度より福祉用具貸与にも個別援助計画作成が義務づけられる?

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